ペルソナ4

Special

[スペシャルコメント]
電撃文庫『ペルソナ×探偵 NAOTO』著者:間宮夏生

白鐘直斗を主人公に、原作ゲームの物語終結から約1年後のストーリーを描く『ペルソナ×探偵 NAOTO』(アスキー・メディアワークス、電撃文庫から2012年初夏発売予定)。その著者、間宮夏生さんからコメントをいただきました!

──原作ゲーム『ペルソナ4』をプレイされた際の思い出、思い入れなどを教えてください

私にとってペルソナシリーズの魅力や思い出を語る上でペルソナ合体は外せません。一度、ハマったら終わりの見えないやみつきの楽しさです。そして、一時間以上掛けてようやく完成した全耐性トランペッターをボタン連打という名の慣性の法則によってうっかりキャンセルしてしまった瞬間の絶望感も外せません。コントローラーを握りしめた手をじっと見る。もう! ばかー! 自分のばかー! それら酸いも甘いもすべからく良き思い出です。

──TVアニメ『ペルソナ4』をご覧になった感想を教えてください

ペルソナ召喚シーンのカットインであるとか、場面ごとのBGMであったりとか、ゲーム体験者にとって嬉しすぎる演出の数々に一話からずっと興奮しっぱなしです。
また作り手の端くれとして、プレイヤーの分身であるところのゲーム版の主人公をどのように表現するのか注目していたわけですが、蓋を開けてみたらアニメ版の主人公である鳴上悠が実に魅力的なんですよね。ゲームのイメージそのままに口数は少ないのですが、だからこそ発する言葉一つ一つのインパクトが凄いのなんのって。ハイカラとかね。

──原作ゲームでお気に入りのペルソナ、TVアニメに登場して欲しいペルソナなどがあったら教えてください

前述したように全耐性トランペッターが私のフェイバリット。往年のイタリア代表のカテナチオよろしく負けない戦いが信条です。地味とか言っちゃダメ。
それとヤマトタケルも外せません。ぶっちゃけヤマトタケルは万能型という名の器用貧乏なペルソナでレギュラーとしては少々物足らないわけですが、そこは『愛』です。早い話が、ヤマトタケルを重用したのは使用者である直斗をパーティメンバーから外したくないという個人的な愛というかエゴだったりします。能力がすべてじゃないですよね。一番大事なのは、そのペルソナが好きかどうかですよね。

──視聴者の皆様にメッセージをお願いします

アニメでは遂に白鐘直斗が正式な仲間となりました。直斗が加わったのですから、ただでさえ面白い物語がフィナーレに向けてますます面白くなること請け合いです。いや絶対です。白鐘直斗愛好会日本支部会長の私が言うのだから間違いありません。
(※そのような会は間宮夏生の妄想の中以外には実在しません。)
また私こと間宮夏生の『白鐘直斗を主人公とした完全書き下ろし小説』の完成も間近でございます。アニメ『ペルソナ4』の飛ぶ鳥を落とす勢いにあやかり、ゲームファン、アニメファン、それぞれの皆さんにも楽しんで貰えるような作品をお届けするためにも、完成する最後の瞬間まで全力を尽くす所存です。どうぞアニメやゲーム同様にに電撃文庫『ペルソナ×探偵NAOTO』をよろしくお願いいたします。

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